きょうの日経新聞にも載っていますが、「中小企業金融円滑化法」が施行されたことを受けて、住宅ローン等の返済が困難になってきている人に対するローンの条件変更などへの対応を、各金融機関が積極的に行い始めているようです。
金融機関によって対応の仕方は異なると思いますが、元本の返済を一時的に猶予したり、返済期間を延長したりすることで、ローン破綻に陥らずになんとか返済を続けてもらえるような条件変更を受け付けているところが多いようです。
これまでも、そのような条件変更を受け付けている金融機関は多くありましたが、一定の基準を満たしていないと受け付けられないケースもありました。今回の金融円滑化法で、金融機関は顧客からの条件変更の要望に極力応じるように努力義務が課されましたので、これまで以上に柔軟に対応してくれるはずです。
ボーナスが減ったとか、教育費負担が重くなったとか、何らかの理由で返済が厳しくなり始めている人は、できる限り早く、金融機関の窓口に相談に行ってみてください。いまなら親身になって相談に乗ってくれる可能性が高いと思います。
ただし、元本返済の一時猶予や返済期間の延長などの条件変更を行うと、一時的に返済額を少なくすることはできますが、トータルの支払額は増えてしまうので、家計を切り詰めることで何とかなりそうな人は条件変更しないほうが有利です。
また、依然として低金利状態が続いていますので、他の金融機関等の住宅ローン商品への借換えで返済額を少なくする方法もあります。金融機関の窓口に相談に行くのであれば、ついでに他の金融機関でも相談してみるとよいでしょう。
- このエントリーのカテゴリ : 住宅ローン相談
きょうの日経新聞にも載っていますが、「中小企業金融円滑化法」が施行されたことを受けて、住宅ローン等の返済が困難になってきている人に対するローンの条件変更などへの対応を、各金融機関が積極的に行い始めているようです。
金融機関によって対応の仕方は異なると思いますが、元本の返済を一時的に猶予したり、返済期間を延長したりすることで、ローン破綻に陥らずになんとか返済を続けてもらえるような条件変更を受け付けているところが多いようです。
これまでも、そのような条件変更を受け付けている金融機関は多くありましたが、一定の基準を満たしていないと受け付けられないケースもありました。今回の金融円滑化法で、金融機関は顧客からの条件変更の要望に極力応じるように努力義務が課されましたので、これまで以上に柔軟に対応してくれるはずです。
ボーナスが減ったとか、教育費負担が重くなったとか、何らかの理由で返済が厳しくなり始めている人は、できる限り早く、金融機関の窓口に相談に行ってみてください。いまなら親身になって相談に乗ってくれる可能性が高いと思います。
ただし、元本返済の一時猶予や返済期間の延長などの条件変更を行うと、一時的に返済額を少なくすることはできますが、トータルの支払額は増えてしまうので、家計を切り詰めることで何とかなりそうな人は条件変更しないほうが有利です。
また、依然として低金利状態が続いていますので、他の金融機関等の住宅ローン商品への借換えで返済額を少なくする方法もあります。金融機関の窓口に相談に行くのであれば、ついでに他の金融機関でも相談してみるとよいでしょう。
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金利が上がると、どのくらい返済額が増えるのか、というもの。
相談業務でもよく質問を受けますが、こんな表↓を見せちゃうのが手っ取り早いですね。

いまは、だいたい平均金利3%くらいのところを見ればいいでしょうけど、近い将来、平均金利が3.5%とか4.0%の時代がやってくるかもしれません。
1000万円の場合で総返済額が200万円も違ってくると、3000万円借りる場合は600万円も違ってくる計算になります。
こうなると、悠長に頭金を貯めている場合ではない?
やはり、「本当に金利が上がるなら」、早めにローンを組んで買ったほうがトクだといえそうです。
安全な返済計画を立てられることが大前提ですけど。
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金利が上がると、どのくらい返済額が増えるのか、というもの。
相談業務でもよく質問を受けますが、こんな表↓を見せちゃうのが手っ取り早いですね。

いまは、だいたい平均金利3%くらいのところを見ればいいでしょうけど、近い将来、平均金利が3.5%とか4.0%の時代がやってくるかもしれません。
1000万円の場合で総返済額が200万円も違ってくると、3000万円借りる場合は600万円も違ってくる計算になります。
こうなると、悠長に頭金を貯めている場合ではない?
やはり、「本当に金利が上がるなら」、早めにローンを組んで買ったほうがトクだといえそうです。
安全な返済計画を立てられることが大前提ですけど。
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やはり、金利の先行きが読みづらい状況になってきて、ローンの組み方をどうすればいいのか、迷っている人が増えているからかもしれません。
ただ申し訳ない限りですが、現在、事務所での有料相談は一時休止しています。もう少し再開までには時間がかかりそうです。
で、その代わりと言ってはなんですが、このスマッチ内でのコメント等のやりとりであれば、もちろん無料で受け付けますので、お気軽にご相談ください。
もちろん、相談でないコメントも常時受け付けていますので、足跡を残す感覚でお気軽にどうぞ。
更新頻度が低くなっているからでしょうが、最近コメントが少ないので寂しいです。ボクの記事の書き方にも原因があるのかもしれませんが。
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やはり、金利の先行きが読みづらい状況になってきて、ローンの組み方をどうすればいいのか、迷っている人が増えているからかもしれません。
ただ申し訳ない限りですが、現在、事務所での有料相談は一時休止しています。もう少し再開までには時間がかかりそうです。
で、その代わりと言ってはなんですが、このスマッチ内でのコメント等のやりとりであれば、もちろん無料で受け付けますので、お気軽にご相談ください。
もちろん、相談でないコメントも常時受け付けていますので、足跡を残す感覚でお気軽にどうぞ。
更新頻度が低くなっているからでしょうが、最近コメントが少ないので寂しいです。ボクの記事の書き方にも原因があるのかもしれませんが。
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子供はまだ小学生と幼稚園。
少しずつお金を貯めていますが、貯まってきたお金は、将来の教育資金のために優先的にとっておくべきか、それともいまのうちに少しでも繰り上げ返済をしておいたほうがいいのか、どうすべきでしょうか。
とのこと。
難しいですね。
適切な回答は、その人の家計の状態、今後の収入や貯蓄の見通しによって異なります。
今後とも十分な貯蓄ができるようなら、いまのうちに少しでも繰り上げ返済をしておいたほうが、トータルの負担を軽減できると思います。
しかし、今後の収入の伸びがあまり期待できず、教育費の負担増にともなって貯蓄があまりできなくなる可能性が高いようなら、繰り上げ返済はせずに教育資金として大切にとっておくべきだといえます。
やはり結論としては、将来の収入や貯蓄の状況を冷静に見積もって判断すべきだといえるでしょう。
ちなみに、教育費は、私立か公立かによってかなり異なりますし、地域によっても異なるようです。また、浪人するかどうか、仕送りが必要かどうかによっても大きく異なってきます。
基本的な備え方としては、多めに見積もっておくというのが無難でしょう。まずは高校・大学については私立で見積もる。学校教育費と家庭教育費で、年間100万~150万円あたりを見積もっておけば、一般的なところであれば大丈夫でしょう。
ただし、医学部や理工学部、仕送りが必要などのケースでは、もっとお金がかかる場合がありますので、その可能性を考慮しながら見積もりましょう。
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子供はまだ小学生と幼稚園。
少しずつお金を貯めていますが、貯まってきたお金は、将来の教育資金のために優先的にとっておくべきか、それともいまのうちに少しでも繰り上げ返済をしておいたほうがいいのか、どうすべきでしょうか。
とのこと。
難しいですね。
適切な回答は、その人の家計の状態、今後の収入や貯蓄の見通しによって異なります。
今後とも十分な貯蓄ができるようなら、いまのうちに少しでも繰り上げ返済をしておいたほうが、トータルの負担を軽減できると思います。
しかし、今後の収入の伸びがあまり期待できず、教育費の負担増にともなって貯蓄があまりできなくなる可能性が高いようなら、繰り上げ返済はせずに教育資金として大切にとっておくべきだといえます。
やはり結論としては、将来の収入や貯蓄の状況を冷静に見積もって判断すべきだといえるでしょう。
ちなみに、教育費は、私立か公立かによってかなり異なりますし、地域によっても異なるようです。また、浪人するかどうか、仕送りが必要かどうかによっても大きく異なってきます。
基本的な備え方としては、多めに見積もっておくというのが無難でしょう。まずは高校・大学については私立で見積もる。学校教育費と家庭教育費で、年間100万~150万円あたりを見積もっておけば、一般的なところであれば大丈夫でしょう。
ただし、医学部や理工学部、仕送りが必要などのケースでは、もっとお金がかかる場合がありますので、その可能性を考慮しながら見積もりましょう。
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頭金なし
35年返済
3年固定
でした。
まぁ、見直し甲斐のある、別の意味でステキなローンでした。
そう。
こういうローンの組み方をしちゃダメですよ~、っていう典型的な資金計画。
でも、ご主人が公務員で20歳代だったので、十分取り返しがつく状態でした。よかった、よかった[E:happy01]
しっかし、こんなローンの組み方でOKを出す金融機関がまだまだたくさんあるんですよね。そのことに腹が立ちます。
そして、そういう金融機関の多くの担当者がボクと同じFPであると語っていることにもムカつきます。本当のFPなら、そんなローンの組み方をすすめることはありません。
まったく[E:angry]
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頭金なし
35年返済
3年固定
でした。
まぁ、見直し甲斐のある、別の意味でステキなローンでした。
そう。
こういうローンの組み方をしちゃダメですよ~、っていう典型的な資金計画。
でも、ご主人が公務員で20歳代だったので、十分取り返しがつく状態でした。よかった、よかった[E:happy01]
しっかし、こんなローンの組み方でOKを出す金融機関がまだまだたくさんあるんですよね。そのことに腹が立ちます。
そして、そういう金融機関の多くの担当者がボクと同じFPであると語っていることにもムカつきます。本当のFPなら、そんなローンの組み方をすすめることはありません。
まったく[E:angry]
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プロフィール
- Author:ヒッシーこと菱田雅生
- 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
http://www.fpmeister.com
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