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35年返済がダメなわけ

よく質問されるのが、「最初に長く組んでおいて、途中で繰上げ返済をしていく計画ではダメですか?」というもの。

もちろん、自己責任の意識に基づいて選択されるのであれば自由です。けっしてダメではありません。何度となく繰上げ返済をできるのであれば、総返済額も少なく抑えることができるでしょう。

しかし、収入が安定している人ほど、コツコツお金を貯めて繰上げ返済をするのは、もったいないのです。収入が安定しているなら、毎月の返済額を可能な限り多くして(安全な範囲内でボーナス返済も加えて)、返済期間をできる限り短く組んだほうが総返済額はもっと少なく抑えることができるからです(つまり、利息の負担をそれだけ少なくできます)。

「長めに組んで繰上げ返済をしていく」というローンの組み方は、自営業者などのような毎月の収入の安定していない人(または会社員で、自分や会社の将来に大きな不安を感じる人など)が、やむを得ず選択する方法だと考えるべきでしょう。

なお、安易に毎月返済額が少なくできるから35年返済を選ぶとか、35年返済じゃないと収入基準をクリアできないなどといった人は、20代の人でない限り、まったくの論外です。そもそも、自分の家計状態の把握や、物件選びからやり直すべきでしょう。

また、当初は計画的に繰上げ返済をしていく予定であっても、途中で何らかの理由で繰上げ返済をできなくなってしまう可能性もあります。結局60歳以降も返済が続くようになってしまって、細々とした老後を送らざるを得ないということになりかねません。

子どものころ、夏休みの宿題を毎年のように8月下旬になってから必死にやっていたような人は、計画的に物事をすすめることが苦手なタイプでしょうから、要注意だと思います(まさにボクもそうなんですけど)。
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プロフィール

ヒッシーこと菱田雅生

  • Author:ヒッシーこと菱田雅生
  • 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
    http://www.fpmeister.com
 
 
 
 

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