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変動金利をすすめない理由

前の記事に補足として載せておきましょう。
2年以上前の記事ではありますが、これから住宅ローンを組んで変動金利型を選ぼうとしている人はちゃんと知っておくべきです。変動金利型のリスクを。

「変動金利につきまとう『未払い利息』の恐怖」
http://blog.smatch.jp/hissie/archive/43

もちろん、これから金利が上がらなければ、何の問題もないんですが。将来のことは誰にもわかりません。金利が上がってしまったときに家計が耐えられるかどうか。それを冷静に考えておく必要があるわけです。



・ローンのお話こちらにも
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コメント

 当方、2年前に変動金利のリスクを十分勘案した上変動にてローンを組みました。 もっとも返済額が年収にしめる割合は10%程度及び金額も1500万でしたので、仮に金利がバブル期並に上昇しても返済出来る(その前に借り換え、または10年まではいつでも固定に切り替えられる条件ですので変更しますが)と判断したからです、変動金利のデメリットばかりが強調されますが、資金に余裕の有る場合は最低金利で借りられ且つ元金の減り方がもっとも早い(繰り上げ返済をすればさらに効果有り)メリットもあるでしょう・・・長期固定では当初数年は元金ほとんど減らないデメリットが・・もっとも3000万とかを変動で借りる勇気は有りませんが・・私の場合今のところ変動で順調です、ローン控除1%もフルに戻ってきますので実質0.875%の利息負担及び預貯金年収分残してありますのでその運用益を差し引くとさらに金利負担感が無いです。 変動のリスクは有ってもメリットも有ると思われます・・いかがでしょうか。

おっしゃるとおりですね。金利が上がりさえしなければ、変動金利型のほうがトータルの返済額が少なく有利になる可能性が高いですね。繰り上げ返済の手数料も固定金利型より総じて安いですし。当然、これらは変動金利型のメリットだといえます。kekekeさんのように、返済負担率10%程度といった借入金額が少ない(または収入が多い)人なら、金利上昇による返済負担の増加にも耐えられるでしょう。ただ、現実問題として、返済負担率10%程度まで借入金額を抑えている人は少ないのが現状です。普通に20~30%の返済負担率でローンを借りてしまう人が多いので、基本的に変動金利型はおすすめできないわけです。

未払利息の心配をするということは今の日本で急激な金利上昇があるということを意味しますから、当然株価の上昇も見込めるので、株式投資なんかは積極的に行った方がいいということでしょうか?というか、金利が上昇しても変動金利は5年間返済額が上がりませんから、返済負担は変わらないですよね?返済額が変わったとしても、5年後125%までしか上がらないですよね?今長期固定借りたら、最初からその位の返済額になってしまいますよね?返済負担が問題なのは、どの点ですか?というか、変動金利急上昇がする(日銀が積極的な利上げに動く)とは思えませんが、変動金利をすすめないのには何か他に訳があるのでしょうか?

>疑問さん(?)現在の金利水準だと、急激な金利上昇じゃなくても、半年ごとに0.3%程度金利が上がるだけで、最初の5年間に未払利息が発生しますよ。確かにおっしゃりとおり返済額は5年間変わりませんが、返済額に占める利息の割合が高まるので、ローン残高がほとんど減らなくなります。6年目以降の返済額がそれまでの125%にとどまっても、返済が先送りされるだけなので、将来の返済負担はもっと重くなってしまう可能性があるのです。また、現在の日本経済の状態ですぐに利上げが行われる可能性は低いとボクも思っていますが、将来のことは誰にもわかりません。10年後も20年後も今のような状態が続くとは誰にも保証できない思います。だからこそ、「たぶん金利は上がらないと思いますから変動金利でいいんじゃないですか」などど無責任なことはFPとしては言えないんです。なお、金利が上昇すると当然に株価も上昇するとお考えでしょうか。これも一概には言えないと思います。確かに、景気がよくなって金利が上がっていくような状態なら株価も上がっていくのが通常ですが、逆になる可能性も現在の日本経済の状態では皆無とはいえません。どんなときかというと、日本経済の崩壊の可能性が高まったときです。日本の借金の多さや社会保険制度の混迷など、日本を売る要素は今でもたくさんあります。内外の投資家が円を売り、日本の国債を売り、日本株を売る状態が起きると、円と国債と株価が暴落し、金利は急上昇してしまうのです。10年ほど前のロシアのように。あのときロシアの公定歩合は一瞬180%まで上がりました。なかなか想像つかない世界だと思いますが、そんな可能性だってないとはいえないんです。さらに、学者レベルではすでに研究が始まっているアジア統一通貨が導入される時代がやってきたとすると、円の立場の弱さから、外的な要因で日本の金利が急上昇する可能性だってあります。個人的には、今の日本経済の状態は薄氷の上を渡っているかのようで、ホントにヤバイんじゃないかと感じています。そんな状態で一般の人に変動金利をすすめることは絶対にできません。ハッキリ言います。住宅ローンの変動金利型は危険です。でも、そのリスクの高さをわかった上で利用するのであれば、あとは自己責任ですから自由です。

>>現在の金利水準だと、急激な金利上昇じゃなくても、半年ごとに0.3%程度金利が上がるだけで、最初の5年間に未払利息が発生しますよ。計算上の話ではなく、今の日本で半年ごとに0.3%上昇すると考えることの妥当性が問題なのだと思うのですが?>>逆になる可能性も現在の日本経済の状態では皆無とはいえません。どんなときかというと、日本経済の崩壊の可能性が高まったときです。>>10年ほど前のロシアのように。あのときロシアの公定歩合は一瞬180%まで上がりました。10年前のロシアと日本は全く違いますよね。しかも金利が下がる可能性があると言ったあとに、極端に上がる可能性がある言ってみたりと、どちらも極論のような気がするのですが。それって可能性が0じゃないだけで、世の中そんなことを言っていたらキリがないのではないでしょうか?可能性の高さとか妥当性よりも、極論を前提に長期固定で高い金利を選ぶ方がいいのでしょうか?

>疑問さん私は極論を前提に長期固定をすすめているわけではありません。事実、以前の記事で自分だったらいま変動金利を利用すると白状していますし。自分はリスクを十分に認識し、急激な金利上昇にも耐えられるくらいしか借りないと思うからです。でもやっぱり、一般の人にはすすめられません。極論とおっしゃいましたが、今後20年、30年の間に、日本がどうなるか、世界がどうなるか、わからなくないですか。けっして極論じゃないかもしれないですよ。ここから先は価値観の違いの問題でしょうが、私は尼崎で阪神大震災も経験し、同期や顧客の親戚などが何人も亡くなりました。その後、勤めていた会社も破綻しました。人生、突然何が起るかわからない、と痛感したのです。繰り返しになりますが、私はFPという立場だからこそ、一般の人たちに対して、無責任に「金利はそんなに上がらないでしょうから変動金利で大丈夫ですよ」などとは言えないんです。でも、だからといって、長期固定を積極的にすすめているわけではありません。長期固定のほうが有利ではないかもしれませんが、家計にとっては安全だろうと思っているだけです。有利になる可能性に賭けるか(=リスクをとるか)、安全さをとるか、十分にリスクを考慮したうえであれば、あとは自己責任の問題です。そこから先については私は口をはさむようなことはしません。

ヒッシー様、ご回答ありがとうございます。疑問さんの議論が出現したので一言、私自身は概ねヒッシー様の意見が正しいと思います。 今の所変動で、多少のメリット有りますが、実を言うと今までいつも10年固定に変更しようか(WEBですぐに出来るので)タイミングを計っている状況です。(優遇1%有るので10年固定が3.5%割ったら具体的に検討予定) 銀行の担当の方が良い人で償還表なども作成してじっくり相談に乗ってもらったことが有るのですが、銀行さんも3年先位は有る程度読めるが、その先はわからないとの事でした。 私の場合、収入が半減しても返せる事を想定してローンを組んだのですが・・・唯一の不安要素は中途半端な病気で働けなくなり長期療養かな・・・それでも毎月ローン金利気にしてますし、日銀の動きからも目が離せませんし・・有る程度の長期ローンの方が有る意味精神的には気楽だななんて感じています。 今のところ金利上がる要素は有りませんが・・あくまでも個人的意見ですが、そもそも3000万以上の金を35年ローンなんてのが最大のリスクのような気がします。 実際私の親族が同時期に上述のローン組んでて・・・潰れそうもない上場企業勤めなので大丈夫かなとは思いますが・・・優遇金利付きの3年固定だそうで収入は私と同じくらいなので多少心配です。

>kekekeさんコメントありがとうございます。>唯一の不安要素は中途半端な病気で働けなくなり長期療養かな・・・確かに、そういった不安を完全に解消することは難しいですね。そうなる確率は低いでしょうけど。ま、そんなケースに備えるためには、借入金額をできるだけ少なくし、いつローンの返済ができなくなっても、住宅を売却さえすれば完済できるような状態にしておくべきでしょうね。年1回でも、マイホームの評価額を査定してもらって、その時点のローン残高と比較する。ローン残高のほうが少なければ、「最悪、家を売ればローンはなんとかなる」という状態です。精神的にもある程度は安心できるのではないでしょうか。現在ローンを返済中で、物件の評価額よりもローン残高のほうが多い人は、一刻も早く、繰り上げ返済などで残高を減らす努力をすべきでしょうね。

突然お邪魔いたします。当方、2年前にフラット35でローンを組み、(固定金利2.98でした)去年の夏に一度繰り上げ返済をしているのですが、最近景気低迷のニュースを見ながら、つまり漠然と、今後、金利がもっと下がるようなら、借り換えもアリなのかな~?と思ったりもしていました。しかし、ここで皆さんの議論を読ませていただいて、しっかり情報収集して、安全第一を念頭に、より有利な道を考えよう!・・・と、初めてローンを組んだときの初心を思い出した次第です。

後ろ向きギャンブラー

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住宅ローンって固定?短期固定?変動?
どれくらいの割合でみんな何を選んでいるんだろ。


購入を検討するまで全く知らなかったのですが
住宅ローンの利子って、
「さあやるぞー!」っていう意気込みを一気にそがれるくらいにバカ高い。


ぽんって現金で買えた...


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プロフィール

ヒッシーこと菱田雅生

  • Author:ヒッシーこと菱田雅生
  • 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
    http://www.fpmeister.com
 
 
 
 

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