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変動金利は上がるのに、固定金利は下がる。なぜ?

住タコさんが、「上がらない住宅ローン金利とタコ」というエントリーで、
<引用文>確か、前に「ゼロ金利解除」で住宅ローンの金利が上昇するんでは!?とかなんとか、言っていたような気がしたんですが、9月の長期固定は下がってますね。
(中略)
で、なんだか変動金利は来月から上がるらしいね。
変動金利は上がるのに、固定金利は下がる……
どっちも「住宅ローン金利」なのに、この違いはなんなんでしょ?
と、書いておられました。
無性に&無償で、回答したくなったので、書きます。
9月の長期固定タイプの金利が下がったのは、長期金利が下がったからです。フラット35などの長期固定タイプは、10年国債の利回りである長期金利に連動する性格をもっています。

で、長期金利が下がった理由は、国内景気の減速懸念などで、先行きの金利低下の見通しが出てきたためです。今後もどんどん下がるかというと、それはないと思いますが、昨年終わりごろから続いていた長期金利の上昇も、とりあえず一服したということでしょう。

一方、変動金利型ローンの金利が上がるのは、短期プライムレートが引き上げられたためです。これは、7月14日のゼロ金利解除の影響を受けて、金融機関同士のお金の貸し借りの金利が上昇しました。そこで優遇貸出レートである短期プライムレートも引き上げる動きになったのです。

こんな感じの説明でご理解いただけますでしょうか。
まだよくわからないという人がいたら、コメント欄にでも書き込んでください。
可能な範囲でお答えします。
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コメント

5年前に、1700万の住宅ローンを20年で組みました。子どもが、20歳と17歳で、教育費がかさみ給料下がって、毎日シビアな生活を過ごしております。労金の住宅ローンの特約終了の手続きが来て、どうしたらいいか悩んでいます。1.上限金利設置型 2.300% 上限3.450%2.固定金利選択型 3年…2.450% 5年…3.050% 10年…  3.300%3.変動金利型 2.875%とりあえず、月々の一番負担の少ない 2.の固定金利選 択型…3年にしようと考えておりますが。一番良い選択は、どれでしょうか?アドバイスを下さい。12/10が手続きのしめきりです。よろしくお願いいたしま す。私は、50歳、両親と同居の6人家族です。

ご質問ありがとうございます。簡単ではありますが、回答させていただきます。まず、将来の金利を正確に予測することは困難なので、一番良い選択がどれかを現時点で断定することはできません。基本的な考え方としては、今後金利が上がっていくと思うなら、できるだけ固定期間を長めにすべきですし、今後も金利は上がらないと思うなら、変動金利や固定期間の短いものでもいいでしょう。ま、それが判断できないから悩んでいるのでしょうが、こればっかりは誰にもわかりません。今後、日本経済が成長するなら金利は上がるでしょうし、衰退するなら上がらないはずです。ちなみに、もう一つの選択肢として、「借り換え」もアリかと思います。この12月の実行金利で見ると、三菱東京UFJの10年固定が2%(当初大きな優遇タイプ)で、みずほは10年固定が1.95%(当初大きな優遇タイプ)です。一般的に、借り換えには数十万円の諸費用がかかりますので、その分も考慮して比較検討すべきですが、残り15年のうちの10年間を固定できれば、将来の金利変動リスクも小さいはずです。現状のまま金利タイプのみを変更するか、いっそのこと借り換えてしまうか。一概にどちらが有利だと断言できるものではありませんが、ご自身で今後の見通しを冷静に考えながら、どれを選択するのかを検討すべきでしょう。


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プロフィール

ヒッシーこと菱田雅生

  • Author:ヒッシーこと菱田雅生
  • 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
    http://www.fpmeister.com
 
 
 
 

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