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繰り上げ返済の計算(その2)

すっかり間があいちゃいました。待ってた方すみません。
で、今回は、繰り上げ返済の計算(その2)として、返済額軽減型の繰り上げ返済の計算方法をまとめます。

返済額軽減型(または、返済額圧縮型)は、繰り上げ返済後の残りの返済期間を変えずに、毎回の返済額を減らす方法です。

まず、繰り上げ返済を予定している時期のローン残高を償還予定表で確認します。そして、そのローン残高から、繰り上げ返済する金額を差し引きます。

出てきた繰り上げ返済後のローン残高と、残りの返済期間で、毎回の返済額を再計算するのです。

たとえば、
繰り上げ返済前のローン残高が2,500万円で、残りの返済期間が25年、借入金利が3%だった場合、100万円の繰り上げ返済をすると、

繰り上げ返済後のローン残高は2,400万円になるので、残り25年、3%で再計算します。

エクセルで求めるなら、

=INT(PMT(3/1200,25*12,-24000000))

で、繰り上げ返済後の毎月返済額が出ます。

ちなみに、このケースでは、繰り上げ返済前後で毎月返済額が、
118,552円から113,810円に4,742円だけ減ることがわかります。

利息の軽減効果としては、4,742円×12ヵ月×25年=1,422,600円のお金が
100万円の繰り上げ返済によって浮くことになるので、その差額である
422,600円が得られた効果であることがわかります。

ちなみに、前回触れた期間短縮型の繰り上げ返済の利息軽減効果よりも
今回の例のほうが金額が多いのは、ローンの条件が異なるためです。
ローンの条件をまったく同じにして、期間短縮型と返済額軽減型を比較すると、期間短縮型のほうが利息の軽減効果は大きくなります。

ただし、繰り上げ返済によって得られる経済効果としては、繰り上げ返済したお金を借入金利で運用するのとほぼ同じ効果が得られるので、どちらの方法を利用しても、基本的には同じだと考えることもできます。

返済額を途中で見直す方法
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プロフィール

ヒッシーこと菱田雅生

  • Author:ヒッシーこと菱田雅生
  • 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
    http://www.fpmeister.com
 
 
 
 

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