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年収の何倍の物件ならOKか?

以前、「年収の5倍以内の物件なら安全だ」といわれているのを聞いたことがあります。

また、前回触れた、年収に対する年間返済額の比率である「返済負担率」も、「25%以内なら安全だ」といわれているのを聞いたことがあります。

年収が同じでも家計の実態は人それぞれで大きく異なります。だとすれば、「年収の5倍以内の物件」や「返済負担率25%以内」が、一概に安全だとは言い切れないわけです。

とはいえ、一般的な目安を示すことができれば、多くの人にとって比較的わかりやすいモノサシができることになります。

ということで、年収の何倍の物件を買うと、返済負担率が何%になるのかを試算してみました。

こちら↓
http://www.hissie.com/nambai

試算結果からすると、やはり年収の5倍というのは、ギリギリのラインかと思われます。年収の5倍でも、頭金が物件価格の1割程度しか用意できない場合は、返済期間を25年にしても、30年にしても返済負担率が20%を超えてしまうので、安全かというと微妙です。頭金を2割とか3割用意できるなら、何とかなりそうな感じです。

年収の6倍とか7倍の物件になると、かなり無茶でしょう。確実に頭金を3割以上用意できないと厳しいと思います。

ちなみに、年収をいくらにしても、倍率と返済負担率の関係は変わりませんので、この試算結果は年収600万円以外の人にも通用します。

あくまでも目安に過ぎませんが、返済負担率は20%を切るような資金計画を立てることが重要でしょう。住宅取得後のゆとりのある生活を送るための必須条件だとボクは考えています。

※なお、返済期間を35年で試算していないのは、35年返済だと返済終了時の年齢を60歳前後にした返済計画を立てることが困難だと思われるためです。60歳くらいまでに返済が終わる資金計画を立てるのは、返済負担率を考える以前の問題だと思います。
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プロフィール

ヒッシーこと菱田雅生

  • Author:ヒッシーこと菱田雅生
  • 1969年東京生まれ。大学卒業後、証券会社、独立系FP会社を経て独立。ライフアセットコンサルティング株式会社代表取締役。現在は、相談業務や原稿執筆、セミナー講師等に従事。ごくたまにTVやラジオへの出演もしている。
    http://www.fpmeister.com
 
 
 
 

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